山梨って東京の隣だけど、なんだか言葉が微妙に通じなかったりすること
あるんじゃない?という悩みがあります。
わたしも、日々方言に驚いています。
今回書いた記事は、わたしが山梨に住んでみて感じた
どういうこと? どういうことなの??と、驚いたことをまとめています。
読めばこの言葉ってこういう意味なんだ、と前もって知ることができます。
山梨だけで使われる言葉は結構あるので、
初めて方言で話しかけられると驚いてしまったりします。
東京都の隣の県なのに・・・
実際にわたしが山梨で出会った言葉や考えについて知ることができるので、
え?いったい何を言っていたの?という疑問が減ると思われます。
これであなたも山梨で過ごすのに困らなくなりますよ!
山梨の方言は微妙に標準語と被るので困る
山梨には甲州弁という方言があります。これが少しくせものです。
なぜかというと、微妙に標準語とかぶるので意味が伝わりにくいからです。
一番勘違いしていたのが「かじる」と「えらい」でした。
これは標準語の意味で認識していたので、かなり長い間勘違いをしていました。
まず「かじる」ですが何を表しているかお分かりですか?
答えは掻くという意味になります。齧るではないのです。
保育園にお迎えに行った際、先生から「○○くん腕をかじっちゃって~」
わたし「は、い!?」という流れになりました。
いや、本当にびっくりしました・・・
あとは「えらい」でしょうか。〇〇はえらい、といった使われ方をします。
が、しかし全然偉くはない(笑)。大変だという意味です。
わたしもこれで会話が途中から通じなくなりました。
実際にひとり目のこどもと公園で遊んでいたときのことです。
おばあちゃんが近づいてきて、わたしとおばあちゃんでお話をしていました。
その流れで、「子育てはえらいからね~」と。当然わたしは偉い、と認識したので
「いえ、偉くはないですよ・・・」
と返したのですが、おばあちゃんは、「いや、えらいえらいよ」と言うので・・・
最後はふたりで?という感じになったことがあります。
しかもその時はあとで意味を確認するのを忘れていて、
別のタイミングで聞いたときに「あー!そういうこと??」と思わず叫んだ記憶があります。
目的地への行き方を方角であらわす山梨県民
山梨県民は場所を伝えるとき東西南北を使います。
これが本当に他県からくるとわかりにくいので、最初混乱したものです。
「○○ってお店が・・・」という会話が良くなされたのですが、
続くのが「△△を南に曲がって・・・」という会話なのです。
これは山梨県には大きな象徴である富士山があるからです。
南に富士山、北には八ヶ岳があるのでそれで大体の方向を認識して伝えます。
職場でお昼休憩の際によく出てくる話題、それはお店の話題でした。
おいしいご飯のお店、最近できたお店、いつも●●を買うお店・・・
そしてその場所を説明しようとすると必ず「〇〇を南に曲がって」とか、
「△△を北に・・・」という感じなのです。
いやいやいや、皆様方角分かるの?何か持ってるの??となっていましたが、
たくさんの方々の話を聞くと、皆様富士山と八ヶ岳を基準に話しているということがわかりました。
わたしはそもそも山梨に来た時が運転初心者だったので、
運転中に富士山や八ヶ岳を認識できなかったというのはありますが、
山梨に住んでいると山の位置で方角を認識して説明することができるようになるようです。
まとめ
山梨に住んでびっくりしたこと、いかがでしたか?
大きな違いではないのですが、あいまいなまま話をしていると
途中でよくわからなくなることをまとめました。
甲州弁は標準語と似ている単語で意味が違うものがあるので、
そのまま認識してしまうと話の流れが分からなくなってしまいます。
いくつか甲州弁のサイトがあるのでそういうのを見てみるのもよいかもしれませんね。
また、山梨でどこか目的地を説明する場合、基本的にはどこどこの、の後に
東西南北が続きます。
これは北に八ヶ岳、南に富士山があることからきています。
時々辺りを見まわしてみて、富士山、八ヶ岳のある方向を確認するのもよいですね!
この記事を読んでいただいたなら、もうこれらで驚くことはないですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました。