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山梨ワインっていったい何だろう?


山梨にワインがあるって聞いたんだけど、山梨ワインって何?

作ってるってホント?

山梨ってつくことに意味はあるの?

どこで飲める?買える?

実は山梨では本当にワインが作られているんですよ!

これは国のお墨付きのこよで、地域名を明記して品質を保証できる山梨ワインなんです。

わたしもワイン大好きです!詳しくないのですが、せっかく山梨にいるのですし調べてまとめました。

この記事では山梨ワインについてまとめました。

明日から山梨ワイン名人!

この記事を読んで読んでワインに詳しくなって、ワイン飲んでみませんか?

山梨ワイン(GI Yamanashi)とは何のこと?

山梨ワインってなんのことだろう?

なぜわざわざ地名をつけているんだろう。

 

こんなこと思ったことはありませんか。

これは2013年に日本で初めて国税庁長官から地理的表示「山梨」の指定を受けたからです。

 

・・・ちょっと何言ってるんだかわかりませんね。

EU等で普及している地理的表示制度は、酒類などにおいて、ある特定の産地に特徴的な原料や製法によって作られた商品だけがその産地名を独占的に名乗ることができる制度です。参照ここまで

参照リンクPDF

生産したものの特色や品質などがその産地に由来するということを認定したものということになります。

つまりある産地で特色ある原料・製法で作られた商品の品質は、その産地に由来するので、その地名を名乗ることができるということです。

いわば国のお墨付きになります。

ブルゴーニュはもちろん、ロックフォールチーズもその一つです。

ですので、今や山梨ワインと言えば原産地とその品質が保証されているものだけです。

それで品質を保持しているのです。

 

実際に山梨という地理的表示を名乗れるワインができたことによって、海外でもより価値の高いワインとしての流通が可能になりました。

 

例えばこんな例が
国際ワインコンクール「デカンター・ワールド・ワイン・アワーズ」において、2014年、15年の2年連続で金賞を受賞(URL)

「フェミナリーズ 世界ワインコンクール2020」で『シャンモリ 山梨 甲州 2019』が金賞を受賞!(URL)

などなど。

他にも
伝説のソムリエ、故ジェラール・パッセ氏が山梨のワイナリーのワインをワインを自身のSNSで紹介(URL)

このように山梨のワインは世界中で注目されつつあるのですね。

日本最大のワイン生産量は山梨ではなくて○○県?


さきほどまでいかに

山梨のワインが日本で唯一の地理的表示を・・・

とお伝えしていたので、山梨県が日本でのワイン生産量第1位なのかなと思いますよね。

けれども実は日本のワイン生産量1位は山梨県ではないのです。

 

それではどこが1位かというと・・・神奈川県が第1位です!

なぜかという答えは簡単でした。神奈川県藤沢市にメルシャン藤沢工場があるからなのです。
国税庁主税局のPDF
こちらの18ページ目にあるように、果実酒、ワイン生産量1位は神奈川県です。

けれどもその次の項目の「日本ワイン」の欄を見てみると山梨県が1位になっています。
※日本ワインとは国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒のこと(参考URL)

ですので「日本ワイン」以外は輸入濃縮果汁などを使った「国内製造ワイン」などであることがわかります。

 

安心してください、日本ワインでは山梨県が生産量1位です!

実際にメルシャン藤沢工場では神奈川県の95%のワイン生産量を占めています。

藤沢ですと、横浜港も近いですし輸入原料を使用したワインの生産量が多いのは納得ですね。

山梨ワインってどこで買えるの?

結局日本ワインである山梨の表記がされたワインってどこで買うことができるの?

飲めるのはどこ?

 

ここまで山梨ワインについてお話してきたので、次はそうお考えになりますよね。

結論から申し上げますと日本のどこでも買えます。

東京など大都市のワインショップでも扱っておりますし、エノテカでもオンラインで発売しています。

ワインショップソムリエでもお取り扱いがありますね。

 

さてこうやってオンラインでお買い物もできますが、今のコロナ禍が収束したら小旅行がてら山梨のワイナリー見学はいかがでしょうか?
*現在緊急事態宣言中につき、宣言下の地域の方の移動は制限されております。

なぜならワイナリー見学をすると場所によっては試飲ができるところもあるからです。

(ただし現在はコロナで見学並びに試飲休止が多いです。売店のみ営業中というところもあります)

ワイナリーで製造者の方のこだわりや実際の商品の説明を聞きながらワインを選んだりすると、より楽しめると思いませんか?

実際にわたしはこのような状況になる前にサントリー登美の丘ワイナリーに行ってみたことがあります。

入ってすぐに大きな見学用のぶどう畑があって、テイスティングカウンターやワインショップもあり・・・

当時はツアーも盛況でとても楽しくワインのことを知ることができました。

アクセスも甲府駅からタクシーで30分ほどと、都心からも行きやすいところにありました。
(現在は残念ながら全施設休業中のようです)

まとめ

山梨ワインについて、いかがでしたか?
わたしは書いていてワインが飲みたくなりました。ぽちっとしようかな・・・

お手頃に飲めるワインも良いですが、山梨ワインにたまには目を向けてみるのもどうでしょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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