「山梨県の天気」と調べると、天気予報サイトが出てきて参考にするのですが、実際に過ごすと天気予報と全然違うこともしばしばありませんか?
雨降るって言ってたよね?
・・・こんなお悩みに対して山梨県に住んでいるわたしがお伝えしたいことを今回まとめました。
実際に山梨に住み始めて、天気予報をもとに行動しているのにあれ、晴れた?
いつから降り出すの?
などの困ったことが多かったのですがそこは長年山梨県に住んでいる先人たちの知恵をお借りしました。
山梨県は山に囲まれた盆地ですので、基本的には夏と冬、昼夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候をしています。
また、南には富士山があり、これを見ることでその日の天気がわかることもあります。
あともう一つ、朝晩の天気がとても変わりやすいです。
この記事を読めば実際に山梨県に住んだときの気候について天気予報に左右されず過ごすことができると思います。
山に囲まれている盆地だから雨や雪が少ない・・・けれど降り出すと大雨大雪になる恐れあり
山梨県は甲府盆地があります。盆地と言えば夏暑く冬寒い・・・その通りです。
夏の最高気温は熊谷市には負けますがそれでも暑い。
ですが雨は実際少ないです。
理由は山に囲まれているからです。
世の中には天気予報をしてくれる情報源がたくさんあります。
テレビ、インターネット、スマホアプリ・・・けれどもそれらを見てもいまいち当たらないことが多い気がします。
特に山梨に来てから当たらないのは顕著でした。
なぜ当たらないのか?ひとつは盆地の気候が原因と思われます。
高い山々に囲まれて予想通りの天気にならないのでしょう。
小学校で習ったように、雲が山にぶつかると雨を降らし、そして水分の少なくなった雲が山を越える。
甲府盆地はこの太平洋側、日本海側からの湿った空気が雨を降らせてから入ってくるので雨が少ないと考えられます。
降る時間も日中は少ない気がします。
予報で明日は1日中雨、と言われた次の日の朝、確かに降った後はあるのですがどんよりと曇り空で降っていないことが多々ありました。
その天気のまま夕方~夜にかけてまた降り出すといった感じです。
特に梅雨は顕著でした。
梅雨の時期でも日中は雨が降らず過ごせることが多かったです。
これは降水日数にも表されています。平成28年度の全国比較によると山梨県の日降水日数1.0mm以上の日は年間97日で全国41位となっております。
このデータからも山梨県が雨が少ないとわかります。
因みに山梨県は日照時間全国1位です。
なのでソーラーパネル設置が人気です。
北斗市あたりに行くとソーラーパネルの畑があります。
富士山を見ると明日の天気がわかる
富士山は誰もが知っている日本一高い山です。
この山の高さが山梨で明日の天気を予想するのに役立つのです。
富士山は単独峰で高度があることから、湿気を含んだ雲がぶつかり、上昇気流に乗って上昇していく中で色々な雲の形を見せてくれます。
地元の人は富士山を見て明日の天気を予想していると言っても間違いではないでしょう。
最も有名なのが「笠ぐも」です。言葉の通り富士山のてっぺん付近に笠のように雲がかかります。
これを見るとたいてい次の日は天気が悪いです。
こちらのサイトによると、笠雲がかかると24時間後までに雨となる確率は70%ほどあるそうです。
梅雨なのに日中雨が降らない山梨県
山梨県は日中は梅雨でも雨に降られないことが多いです。
これはかなり過ごしやすくて、山梨に住むことのおすすめできるポイントです。
天気予報ではもちろん雨予報は出ます。
一日中雨と言われることも多々あります。
が、実際起きてみるとどんより曇り空・・・いつ降るか?
と思いながら傘を持って出かけますが何となくぱらついたりするものの、しとしと降るまでには至らず。
そうやって一日過ぎて家に着くと夜くらいからざっと降り出してきます。
なんなら夜じゅう降ってます。
そして明日は雨かな~と思いながら寝て起きると・・・どんより曇り空・・・このくりかえしが多いですね。
こちらのサイト(「ふるさと山梨」資料【小学校編】el-3ー4)にもありますように、南部町と富士山周辺は降水量が多いが、甲府盆地、八ヶ岳のふもとは降水量が少ないとのことがわかっています。
まとめ
いかがでしたか?
このように山梨県は雨に関しては住みやすいところです。
日中の雨が少なく、日照時間も全国一位なのでお出かけしやすいです。
まずは一度遊びに来てみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。